都内で「斧投げ」をする
社会人よ、斧を投げよ
こんにちは、ひまハックの水野です。
今回はこれを投げる記事です。
最近水溜まりボンドが体験していたり、情報番組で取り上げられていたりと、
話題になっている斧投げ。重そう、どうせ運動神経がないし、当たりもしないだろう。と思っていたのですが、体験してきました。
結果、心地よい疲労と達成感に抱かれて、帰路につきました。
浅草と池袋で体験可能です。予約はこちらからすることができます。
下記レビューとなりますので、お時間のある人はぜひ。
アラサー運動神経皆無OLによる斧投げレビュー
池袋の東口から歩いて大体7分。
サンシャインや映画館とは違う方向に行くので、
普段はなかなか目にしない池袋眺めながら、お店へ。
外観はちょっとやんちゃな人がいそうなビルへたどり着きます。
受付で名前を名乗って階を上がります。
受付ですれ違ったお客さんは、若い男性二人組や、元気なお母さんたち三人組など、広い層でした。いろんな人が来ているようです。
ビル全体が所有物となっており、体験するものによって部屋がちがいます。
また、各グループに貸し切り空間が割り当てられるため、気兼ねなく楽しめそうな雰囲気。我々(女二人)が通されたのは、2つ斧投げスペースのある部屋でした。
一通り解説をしてもらう我々。説明をしてくれたのは、20代の男性店員さん。
斧投げ、もといアックススローイングは、遠方にある的に向かって斧を投げ、
刺さった点数によって勝敗を決める、今アメリカで話題のスポーツです。
見せられた斧は、思っていたよりずっと斧です。木を割ったりするものよりは(たぶん)一回りくらいは小さい様子ではありますが、投げるために軽量化とかはされていない様子です。
ハンドボール投げですら飛ばないかつ、日々のデスクワークで筋肉の衰えている我々に、緊張が走ります。
店員さんは、なんだか軽々と投げて見せてくれました。すごい。できそうにみえる。
しかし、ボーリングですらままならない運動音痴である筆者は、こういうできそうな運動に対してすらあきらめがあるため、かなりうまくいかないだろうなモチベーションで、一度斧を投げてみることに。
いや、当たるじゃん!!!!!
さすがに一発で刺さることはなかったですが、多い音を立てて、
キチンと木の的まで斧が飛びました。これ、もしかして運動音痴にもできるやつでは?
ここからさらに数投店員さんに教わりながら投げます。解説を終えると、お兄さんはまた来ますね、と言いながら部屋を出て行ってしまいます。
店員さんがいない、他の人がいないというのがいいなと思いました。
人に見られながらやるのは緊張するし、別チームに待たれていても申し訳ない気持ちになりますが、一緒に来た人しかいない空間となると、集中して投げることが可能でした。それがとてもよかったです。
投げる斧や、投げ方もいくつかあり、レクチャーされた方法を試す我々。
筆者は少し重たい斧を両手で、一緒にきていた友人は少し軽い斧を片手で投げるとしっくりくるように。こっちのほうがやりやすいな…などと、いつの間にか斧投げが”わかる”側の人間になってきました。
投げ方が決まれば、あとはもくもくと投げていくだけです。
柄が当たってる、今のは曲がったから、と試行錯誤を重ねていくうちに、
ついに刃が!!!刺さった!!!!ものの10分ほどで刺すことができました。
なにかができるようになるととてもうれしい、そんなことを思い出します。
その後も練習を重ねると、5本に1本くらい刺さるようになりました。成長。
斧投げのいいところは、ほぼ全員が初心者で始められるかつ、成長を感じられる点だと思います。ボーリングやダーツは、この年になると初心者や下手な人は少し肩身が狭い思いをすることも多いですが、斧投げは全員が初心者。試行錯誤を重ねて、上達していく過程を楽しむことができます。
我々もストイックに投げ続けます。30分も過ぎたころ、刺さる本数が上がらなくなってきました。うーん、やっぱこんなもんか…などと思っているときにさっきの店員さんが!
「いま一回転半してるんでもう少しスピード上げるか手首のスナップをなくしてください」
「具体的には腹筋を使うといいです」
そんな店員さんの説明を受け、再度投げ始めるとなんと真ん中に刃が!!!!
横を見ると一緒に来た友人も、すんなりと刺さるようになっています。
これが友情・努力・勝利…、めきめきと成長できることによって少年漫画の主人公の気分になってきます。
刺さり始めるとまた楽しくなって、最後まで飽きることなく投げ続けることができました。
腕だけでなく、腹筋や足の筋肉も使うため、全身に心地よい疲労が。
そしてなかなか仕事でも味わうことのできない、達成感。
60分以下で体験できる斧投げ、ひまな時間におすすめです。